熊本市を中心に活動する、子連れブラスバンドサークル。「子どもたちと一緒に音楽を楽しみ、家族も地域も明るくしよう」をモットーに、同じ趣味を持つ仲間が集まり交流しています。
今年、結成10周年を迎える「ワンピース」。メンバーは専業主婦や働くママなど30人ほどで、家事や育児、仕事の空いた時間に集まって合奏をしています。それぞれ生活の環境や時間帯が違うため、全員集まるのは難しいですが、演奏会という目標に向けて意志を統一し、各々のペースで練習しています。
私たちの合言葉は「できたしこ(やれるだけ、できる範囲で)」。子どものことが最優先なので、練習の途中参加や早退、欠席は自由です。練習中に、子どものトイレや授乳、オムツ替えなどで抜けてもOK。その時のメンバーでできる曲を合奏しています。
また練習の合間には、絵本の読み聞かせや工作などをする「キッズタイム」を設けています。親子で楽しみながら、子どもたちに、親の〝一生懸命な姿〟を見せることができるのも、このサークルの魅力だと思います。
「ロアッソ熊本がやってきた!」は、サッカーJリーグで活躍する熊本のチーム「ロアッソ熊本」と「くまにちキャロット」によるコラボ企画です。
年長の37人がチャレンジしました
【「キッズキャラバン」に関するお問い合わせ】
アスリートクラブ熊本: ☎096(283)1200
【「キッズキャラバン」HPはこちら】
http://roasso-k.com/home_town/kids_caravan.htm
※紙面に掲載する園は、キャロット編集室で選定させていただきます
子どもの大好きなマヨネーズ味のサラダ。野菜をサイコロ状にカットしてあるので、スプーンやお箸の練習にもピッタリですよ。
風疹は「三日ばしか」とも呼ばれる感染症です。妊娠初期の女性がかかると、胎児の目や耳、心臓などに障がいが出る可能性が高まります (先天性風疹症候群)。
ここで注意したいのが、1979年4月1日以前に生まれた男性。風疹ワクチンの定期接種の機会が一度もなく、抗体保有率が他の世代と比べ低くなっています。
妊娠を考える家族がいる場合は、まず抗体検査を。妊娠中の女性はワクチン接種ができないため、妊娠前に夫婦での検査・ワクチン接種をおすすめします。血液検査し、後日結果が分かります。抗体がないと診断された場合はワクチン接種を行いましょう。
検査やワクチン接種には、一部自治体からの支援もあります。本年度は1972〜1979年生まれの男性を対象に無料検査などのクーポン券が送られます。自治体によっては、妊娠を考える家族に対しての支援がある場合も。詳しくは各自治体に確認ください。
子育ての経験を生かした講義
尚絅大学短期大学部武蔵ヶ丘キャンパス幼児教育学科の助教を務める菜つみさん。幼稚園教諭や保育士を目指す学生たちに、子どもの保健や障がい児保育などを教えています。
「私は長男の優知を幼稚園に、次男の藍を保育園に預けています。幼稚園教諭や保育士の方たちは、息子たちに愛情を持って接し、私の子育ての悩みに丁寧に答えるなど、いろんな場面で支えてくださっています。私も学生一人一人と向き合い心を配ることで、心が温かい保育者を育てたいと思います」
講義の内容は、新生児の沐浴やオムツの替え方など菜つみさんが子育てで経験したことも多く、自身の経験談を交えて教えることもあるそうです。「子どもが急に熱を出したり、不機嫌になったりと、想定外だった出来事も伝えています。すると学生たちは、自分の幼い頃の出来事を思い出し、子どもの目線に立った接し方をイメージしやすいようです」
また親としての立場から、保護者への接し方などを学生たちにアドバイスすることも。「例えば、赤ちゃんの体重が成長曲線から少し外れていると、親はとても不安になります。そんなとき、教科書に書いてある通りに『問題ないですよ』と言うだけでなく、『心配ですよね』と、まずは悩みに共感し、保護者の気持ちに寄り添えるようになってほしい」と話します。
子どもと2人きりの時間を大切に
菜つみさんは大学院時代から、障がい児の兄弟姉妹とその親を対象に、親子遊びを取り入れたグループワークを行ってきました。障がい児の育児に追われる親に「もっと甘えたい」と思う兄弟姉妹と、その気持ちに応えたい親との交流を深める実践的研究です。
その学びを踏まえ、菜つみさんは優知くんと藍くんそれぞれと、1対1で過ごす時間をつくるようにしています。早起きの優知くんとは朝食の準備を、藍くんとは寝る前に歌遊びをするそうです。「兄弟2人と一緒にいると、親の気を引こうと2人がふざけて、私が怒ることも多いです。でも2人きりで息子と向き合うと、優知のおしゃべりの上達や、藍の感情表現の豊かさなどの成長に気付き、自然と笑顔になれます。私が笑うと子どもも笑顔になるんです」
仕事でも子育てでも、相手と正面から向き合うことを大切にしている菜つみさんの姿勢が、子どもたちの笑顔につながっています。
4人の子育て真っ盛り。当然、わが家はいつも大にぎわいで、妻は家事に追われて毎日大忙し。周りからはよく「上のお子さんが大きいから、お手伝いしてくれていいですね」と言われるが、現実はそう甘くなく、ゲームにテレビに携帯に、(一応)勉強に大忙しの上の子たち。
10年ぶりの女の子誕生に、これまでの子育てで得た学びを生かそうと思い、まずは読み聞かせ。本屋で、10年前にも買った記憶のある絵本をとりあえず購入し、私が読み始めると、期待通り、輪の中に上の子たちも参加。笑顔あふれるすてきな時間の始まり…と思ったのも、ほんのつかの間。次女の目線は絵本ではなく、いつの間にかゲームをしているお兄ちゃんの方に。そりゃ動く画像には負けますわ。妹のために取り上げるのもためらわれ、「せめて見えないところで遊んで」とお願いする。
いやはや、先が思いやられる、と思いつつ、次女を抱っこしながら携帯をいじっている自分にハッとして、本末転倒な状況に気付くのでした。
原田佳英さん(41)
熊本市内で写真館を経営。長女・かなちゃん(15)、長男・よっくん(12)、次男・はるくん(10)、次女・かすみちゃん(1)と妻(42)の6人家族。
「そろそろパートを始めたい」と考えるママたちに立ちはだかるのが「収入の壁」。この壁、気にする? 気にしない? パートママの収入と働き方について考えてみましょう。
働き方に対する考え方は、各家庭それぞれ違います。ママの収入が増えることにより、パパの会社の家族手当や保育料などに影響することもあります。ママが働くことによって、夫婦の家事・育児の分担や、ママの交際費・衣服代も必要になります。ママに社会保険料がかかり始めると今の手取りは減少しますが、将来もらえる年金が増え、万が一のときの保障も得られます。金銭的な面だけではなく、ライフプランの一つとして長い目で考え、夫婦でしっかりと話し合うことが大切です。