合成洗剤を使わず、重曹やクエン酸など口に入っても安全な素材を使って掃除するナチュラルクリーニング。「環境にも人にも優しい洗剤の使い方を詳しく学んで、年末の大掃除に役立てたい」というキャロママスタッフの秋吉あかねさんと永井吾鶴美さん親子が取り組みました。
「熊本友の会」の続昭子さんは、「市販の洗剤は、使う場所や用途別に細かく分かれていますが、私が使うのは、重曹、クエン酸、台所用せっけんの3種類のみ。これでほとんどの汚れを落とすことができます」と話します。口に入っても害がないので、小さい子どもがいる家庭や食品に関わる部分の掃除にぴったりです。
この日は、重曹水とクエン酸水、重曹ペーストの3つの掃除用洗剤を作り、キッチンとお風呂の掃除をしました。油汚れが気になる換気扇には、重曹水を全体にスプレー。少し置くと、油が分解されて茶色く浮き出てきました。「こんなに汚れが取れるなんて…」とキャロママの2人はびっくり。お風呂では、子どもたちが鏡や蛇口、浴槽にクエン酸水を吹きかけ、5分くらいしてからシャワーをかけました。水あかが取れてピカピカになっているのを見て「すごい!」と大喜びです。
「ナチュラルなものは掃除効果が低いのかなと思っていましたが、想像以上にきれいになって驚きました」と2人。今年は、パパや子どもたちを巻き込んで、楽しく大掃除に取り組んでみましょう。
重曹、クエン酸、台所用せっけんを使った掃除方法を、「熊本友の会」の続昭子さんが教えてくれました。
子どもたちが拾ってきたどんぐりや松ぼっくりなどの木の実を使って、クリスマスやお正月用のアイテムを作ってみましょう。