子育て中・妊娠中の人などに「子どもと向き合う」「自分と向き合う」大切さを伝えるために、2015年から活動しています。
田尻由貴子さんは、熊本市西区の慈恵病院で看護部長として「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の開設や運営に尽力しました。その中で「赤ちゃんとどう向き合っていいのか分からない」と悩むお母さんが多い現実を知り、退職後の2015年、栗谷利夫さん(一般財団法人熊本学校代表)の協力を得て、熊本市北区のスタディライフ熊本内に胎教・子育てスクールを開校。子育てや出産に大切な愛着、感性論哲学、安産、離乳食などをテーマに講座を開き、本年度で第9期を迎えます。
田尻さんが担当する講座は「母性と愛着」。赤ちゃんを見つめながら授乳したり、表情豊かに話し掛けたりすることで、信頼関係が生まれ、子どもの自己肯定感が育まれていきます。同時に、お母さんも子育てに自信を持つことができ、自尊感情が高まります。「赤ちゃんとの向き合い方が分かり、迷いがなくなった」と、幸せなお母さんへの第一歩を踏み出せた受講者も多数います。
本年度は、来年の3月まで月1回、対面とオンラインで講座を予定。会期の途中からの受講も可能なので、詳しくはお問い合わせを。