イヤイヤ期は自我が芽生える「成長の証し」。1歳ごろに始まり、3歳前後に落ち着いていきます。
この時期の子どもは、言葉と物事の結び付きを遊びや生活の中で学んでいる途中です。そのため言葉での説明が伝わりにくいことがあります。
園でやっている対処法は、「オーバーに褒める」。「食べてくれるとうれしいな」とお願いして、食べたら大げさに喜びます。スプーンを乗り物に見立て「お口に入りま〜す」としたり、「今から食べますよ!」と実況中継したりするなど、遊びにするのも有効です。
服を着たがらないときは、服を子ども自身に選んでもらうのもいいですね。また、「○○の後は、○○をやろうね」と事前に伝えておくと分かりやすいと思います。
ただ、同じ子でも毎回同じ方法では通用しません。私たちも園では試行錯誤の連続です。
永遠には続かないイヤイヤ期。心と時間に余裕を持って子どもと接してみてはいかがでしょうか。