個人差が大きいトイレトレーニング。焦らず、無理せず、子どもの意思に合わせて進めます。
「座って排せつ」を試すのは、1人で安定して座れる1歳前後。起床後やお昼寝後に「座ってみよう」と声を掛け、おまるやトイレに誘いましょう。子どもが嫌がらなければ、おむつを外し座らせます。おしっこが出なくても、まずは座れたことを褒めましょう。
日中におむつを外し、トレーニングパンツをはき始めるのが2歳ごろ。おしっこの間隔が2〜3時間空くようになったら、様子を見てトイレに誘ってみます。本人が「行かない」と言えば無理強いせず、次の機会に。自ら「トイレに行く」と言うようになるには、子どもの気持ちを尊重することが大切です。
注意したいのは「トイレトレーニングに失敗はない」ということ。お漏らしで「冷たくて気持ち悪い」と感じることも重要です。怒ることなく「大丈夫だよ」と受け止めてあげましょう。