睡眠は発育のため、また精神を休めるためにも重要な時間です。睡眠が不足すると背が伸びづらい、肥満になるといった傾向が見られます。また昼間に集中力がなくなり、学習障害につながる恐れもあります。
生まれたばかりの新生児は母乳やミルクを飲む時間以外のほとんどを寝て過ごします。1歳前後になると、昼寝はするものの少しずつ昼と夜の区別がついてきます。この頃の睡眠時間は、1日で12時間程度が目安。年齢が上がるごとに少しずつ短くなっても問題はありません。
ただ、この数字はあくまで目安。子どもに適した睡眠時間は個人差が大きいため、その子が昼間にしっかり活動ができているかどうかで判断しましょう。
睡眠リズムをつくるためには、「早寝」ではなく「早起き」から始めてみましょう。早く起き、朝ご飯を食べ、日中に体を動かし、早く眠くなるという理想的なリズムをつくるきっかけとなります。