子ども相談
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毎号テーマごとに「先生」を取材し、子育てに役立つ知識を紹介します。

テーマ「発達」 -子どもと睡眠-

2021.05.19

 

|発達|子どもと睡眠 子どもの成長に欠かせないとされる睡眠。睡眠時間の目安や、睡眠リズムをつくるコツを聞きました。 昼間に眠そうな状態が続く、いびきがひどいといった症状は、睡眠時無呼吸症候群の可能性も。かかりつけの医師に相談を。熊本大学大学院生命科学研究部附属エコチル調査南九州・沖縄ユニットセンター特任助教小児科医 倉岡 将平さん

 

睡眠リズムは
「早起き」から整えよう!

睡眠は発育のため、また精神を休めるためにも重要な時間です。睡眠が不足すると背が伸びづらい、肥満になるといった傾向が見られます。また昼間に集中力がなくなり、学習障害につながる恐れもあります。

生まれたばかりの新生児は母乳やミルクを飲む時間以外のほとんどを寝て過ごします。1歳前後になると、昼寝はするものの少しずつ昼と夜の区別がついてきます。この頃の睡眠時間は、1日で12時間程度が目安。年齢が上がるごとに少しずつ短くなっても問題はありません。

ただ、この数字はあくまで目安。子どもに適した睡眠時間は個人差が大きいため、その子が昼間にしっかり活動ができているかどうかで判断しましょう。

睡眠リズムをつくるためには、「早寝」ではなく「早起き」から始めてみましょう。早く起き、朝ご飯を食べ、日中に体を動かし、早く眠くなるという理想的なリズムをつくるきっかけとなります。

 

 

 

睡眠リズムをつくるコツ ★「早起き」からチャレンジする★休日も平日と同じ起床時間に★体を温め過ぎない 温め過ぎるとかえって目がさえてしまいます。★カフェインは控える 種類によってはお茶にも少量のカフェインが含まれています。寝る前は控えておいた方がよいでしょう。

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