子どもたちが日常的に使っている靴や傘、バッグなどにも、一人一人の体格や成長に合った適正サイズがあることをご存じですか? 子どもの成長に合わせて買い替える機会の多い、「靴」「傘」「バッグ」の正しい選び方や使い方などを紹介します。
幼児期の子どもの成長の早さには驚かされますよね。買ったばかりの靴が数カ月後には、もう入らないということもよくあります。今回は、キャロットスタッフの亀尾さん・後藤さん親子が「熊本足育(そくいく)の会」で、子どもたちの足と靴の関係を学び、足の状態や大きさに合った靴の選び方をアドバイスしてもらいました。
早速、亀尾美咲ちゃん(5)が足を測定してもらうと、ちょうどよいサイズだと思っていた靴が小さかったことが判明。「指を伸ばすスペースがなく、指が曲がり始めています」と、同会会長の大久保千賀子さん。このまま足に合わない靴を履き続けると、足の指が地面に着かない浮き指になり、歩き方の異常や背骨のゆがみにつながることもあるのだそうです。
靴だけでなく、傘やバッグなども、体格に合っていない物を使用していると、風にあおられてしまったり、重心が取りにくく転倒してしまったり、思わぬ危険にさらされることがあります。今使っている物のサイズや機能がお子さんの発達段階に合っているかをチェックしてみてくださいね。