野菜を楽しく食べるためには、まずは野菜のことをよく知ることが大切です。この夏、親子で野菜と触れ合ってみませんか。
夏の太陽をたくさん浴びて育った野菜は、食欲をそそる鮮やかな色に加え、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、体の調子を整えてくれる栄養がたっぷりです。しかし、いざ食卓に並ぶと、苦手な子どもが多いですよね。そこで、子どもが自分から野菜を食べたくなるにはどうしたらいいのか、そのアプローチ法を野菜ソムリエ上級プロの持田成子さんに教えてもらいました。
「いきなり野菜を食べさせようとするのではなく“野菜に触れる経験”を重ねることが大切です。例えば、絵本に登場した野菜を、一緒に買いに行って調理します。関わりを持った分だけ野菜に興味を持ち、食べてみようという気持ちが湧いてきますよ」と持田さん。一緒に調理するなら「洗う」「手でちぎる」「型で抜く」「ピーラーで皮をむく」「包丁で切る」など、年齢に応じてできることからチャレンジしましょう。
他にも「野菜と仲良くなるためにできること」はたくさん。夏休みを利用して、野菜を育てながら日々の成長を観察したり、収穫体験に出かけたりしてみては。楽しみながら“野菜に触れる経験”を増やして、野菜と仲良くなりましょう!
野菜と仲良くなるためにできることの中から「新鮮な野菜をそのまま味わう」「調理する」をテーマに、それぞれ「ベジパフェサラダ」「野菜のケーキすし」を持田さんに考案してもらいました。野菜と仲良くなれるかな?