らしく
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自分らしく働く。自分らしく暮らす。様々な職業、暮らし、生き方を選んだママパパの日常を紹介します。

岡本明さん(WEB事業者)

2021.07.21

保護者会がサードプレイス
大人の一生懸命を子どもに見せたい

 

今回はWEBに関する仕事をしながら子どもの通う保育園の保護者会活動に熱心に取り組む岡本明さんを紹介します。おかもと・あきらさん(43)阿蘇市出身。小学校の事務員や現場作業員などを経てWEB関連の会社に就職。2010年に鑑子(あきこ)さん(45)と結婚し、13年長女藍花ちゃん(7)誕生。17年おかもとウエブ解析事務所として独立。18年に次女明咲ちゃん(2)が誕生。現在、保育園の保護者会副会長と小学校のPTA副会長を務める。

 

 

フリーになって時間を有効活用

WEB関連の仕事に携わっている岡本明さん。会社員として勤めた後、2017年、HP制作などを請け負うフリーランスとして独立しました。「自分の裁量でスケジュールを立てられるので、仕事の合間に趣味の筋トレをしたり、早めに仕事を終えて保育園の保護者会活動をしたり、毎日が充実しています」と言います。

PTA活動に積極的だった両親の姿を見て育ったこともあり、娘たちの通う保育園の保護者会活動に参加するのが当たり前の感覚だったという明さん。クラスリーダーを務め、連絡網の作成、懇親会の企画、夕涼み会やバザーの実行委員など積極的な活動を続けて7年目になるそうです。今では保護者や先生から頼られる存在です。「先生たちのひたむきに保育に取り組む姿を間近で見ると、自然と応援したくなります」という明さん。「娘2人が大人になって親になったとき、僕の姿を思い出し、保護者会などに協力し、子どもに関わりを持ってくれたら」と自身の両親を重ねます。

 

 

 

やりたいことにのめり込む

保護者会活動に関わることで、娘が友達と楽しそうに語り合う様子など家庭とは違う一面を見ることができ、さらに先生や保護者とのつながりも生まれ、明さんにとって保育園はかけがえのない場所になっています。保育園からHPの作成と管理を頼まれたり、仲良くなったお父さんから依頼を受けたりと、仕事にもつながっているそうです。

「気が付いたら保育園が僕のサードプレイスになっていました。行事の準備や先生のパソコン関係のお手伝いなど、多いと週に5日ほど園にいることもあり、園児の中には職員と勘違いしている子もいるくらい」と照れ笑いします。先生や保護者から頼られる父の姿に、「パパすごい」と誇らしげな藍花ちゃん。妻の鑑子さんは半ばあきれながらも一生懸命な明さんを「子どもみたいに楽しそうでしょ」とやさしく見守っています。

入園した園児の保護者が保護者会の活動に参加しやすくなるように、分かりやすいお便りを作成したり、パワーポイントや動画を駆使して行事の内容を解説したり、自分の強みを生かして活動しています。

「藍花のクラスの保護者とは、運動会やキャンプ、出し物の練習など、何度も協力し合う中でこれからも長く続く仲間になれたような気がします。せっかく同じ園に入った縁。他の保護者にもこの楽しさを経験してほしい」と今後の活動に意欲を燃やしています。

 

 

天草で海水浴。明さんが撮影し、リラックスした表情の藍花ちゃんと明咲ちゃん

 

 

 

 

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