次男はるとが“牛”にハマっています。元々三度の飯より牛乳が好きで、それならと阿蘇ミルク牧場へ。乳搾り体験で生きている牛と直接触れたことで、彼の中の“好き”が爆発しました。
以降、さまざまな種類の牛の絵を描いたり、図鑑で調べたりしています。洋服も、頭の先から爪の先まで、牛のイラストが描かれているものをヘビロテで着用。先日は保育園の先生が履いていた牛柄の靴下を求めて、靴下屋さん巡りに付き合わされました。
ランドセル選びも案の定、「牛柄がいい」と言い出す始末。私も知恵を絞り「黒毛和牛の黒がいいんじゃない?」とどうにか誘導し、黒に落ち着きました。色を選べる金具から中敷きまで全部黒色の“はるとオリジナル黒毛和牛ランドセル”に仕上がりました。
野菜が苦手なはるとでしたが、「牛は一度飲みこんだ草を口に戻して、よくかんでからまた飲みこんで、たくさん食べるんだ。反すうって言うんだよ。僕も牛を見習って、野菜を食べる!」と思わぬ効果も出てきています。
何が子どもの興味・関心のきっかけになるか分からないけれど、好きなことを突き詰めていく姿に成長を感じました。これからも見守って応援していきたいと思います。
川中えりかさん(28)
ベビーマッサージ講師として4年間活動後、より深く母子支援がしたいと、4月から助産師を目指して看護学校に入学。長男ゆうとくん(7)、次男はるとくん(6)、長女あやねちゃん(4)、三男あおとくん(2)の4人の子どもと夫(47)の6人家族。