絵本の読み聞かせや、昔話の語り聞かせ、手遊び、わらべうたなどを通じて、子どもの豊かな感性を育む活動を行っています。
「未来を担う子どもたちと共に、おはなしの世界へ飛び立ちたい」と願う母親たちが集まり、1990年に設立されました。「ぺぺぺぺらん」とは、谷川俊太郎さんのお話に出てくる宇宙船のことです。
熊本市北区の拠点には、赤ちゃんから大人まで楽しめる絵本がそろい、絵本の読み聞かせや昔話の語り聞かせを行う「おはなし会」、絵本に関わる講演・講座などが開かれています。
子どもは、絵本を読むことで想像力や感性が磨かれます。また親が読み聞かせをすると、子どもたちは「自分のために語られる言葉」として捉えるため、しっかりと耳を傾けます。〝聞く力〟が身に付くだけでなく、親子の信頼関係を築く時間にもなっていくそうです。
「近年、家庭で絵本の読み聞かせをする親が減ってきている現実もありますが、今後も親子が良質な絵本と出合うきっかけづくりをしながら、その大切さを伝えていきます」