舞台や人形劇など鑑賞体験を通し、子どもの心や感性を育む活動を約50年間続けています。
劇団や音楽家などを熊本に招き、子どもたちに生の舞台の魅力を伝えている「くまもとし子ども劇場」。良質な表現に触れる機会を提供することで、「人が発するメッセージを受け取る力」や「自分の気持ちを他者に伝え、人と関わり生きていく力」を育む活動を続けています。
5月に開催した人形劇『エルマーのぼうけん』では、リュウが観客席を飛び回る演出に会場が沸き、生の舞台でしか得られない喜びや感動を共有できました。8月には乳幼児対象のアフリカの音楽パフォーマンスを予定。言葉を話せない赤ちゃんでも音や形、動きを感じ、一緒に楽しめる内容です。
また、コミュニケーション能力を培うために、自分たちで考えた遊びなどをする「遊びの会」や、キャンプや餅つきなどの季節行事を仲間と一緒に楽しむ活動も行っています。参加する子どもや親にとって、学校や地元とは別の“大切な居場所”になっているそうです。
「今年は50周年のメモリアルイヤーで、例年にない充実した鑑賞会が続きます。一度、親子で生の舞台を体験しに来てください」