母乳育児の推進を目的に、市民病院の助産師が立ち上げた育児サークル。母乳育児のアドバイスはもちろん、ママ同士の情報交換や季節の行事、親子のふれあい遊び、院内講師による学習会など、さまざまな取り組みを行っています。
熊本市民病院では、赤ちゃんの栄養面や母子のスキンシップに効果的な母乳育児を推進しています。1カ月健診の後も母乳育児をサポートしようと2002年に「おっぱい広場」を立ち上げ、毎月1回開催しています。
当初は、当院で出産したママたちの集まりでしたが、2016年の熊本地震で産科病棟が使えなくなり、今は産院に関係なく熊本市在住のママたちに参加を呼び掛けています。
活動内容で特に大事にしているのは、ママたちの悩み相談の時間。専門家のアドバイスを聞いたり、ママ同士で情報交換したりすることで、参加者が笑顔になるのを見るとうれしくなります。またママたちの声を聞くことで、助産師の役割を学ぶことも多いです。当院は10月に移転し産婦人科も再開します。サークルは今後も継続し、より一層、育児支援に力を入れていきたいと思います。