子ども相談
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毎号テーマごとに「先生」を取材し、子育てに役立つ知識を紹介します。

テーマ「医療」 -ママのがん検診-

2020.09.23

|医療|ママのがん検診 子育て中はつい後回しになりがちな検診。女性が注意したいがんと、検診の情報をまとめました。 子宮頸がんにはワクチンがあり、小学6年〜高校1年の女性は無料で接種可能です。対象年齢のお子さんがおられる方はご検討を。医療法人社団 愛育会 福田病院 病院長 河上 祥一医師

 

「偶数年齢は検診の年」と意識し
早期発見を!

女性特有のがんのうち、代表的なのは乳がんと子宮頸(けい)がんです。いずれも早期発見を目的に検診が勧められていますが、熊本県の受診率は2割に届いていないのが現状です。

乳がんは、「2年に1度のマンモグラフィー検査」が推進されています。マンモグラフィーは乳房を挟んで撮影し、がんの白い影を見つける検査です。40歳以上で、偶数年齢の女性は、自治体からの補助により1500円前後で受けられます。ただ、若い方にも増えているため40歳未満の方もぜひ検診を受けましょう。併せて、月に1度のセルフチェックも心掛けてください。(下図参照)

子宮頸がんも2年に1度の検診が目安です。20歳以上の偶数年齢の女性を対象に自治体からの補助があり、1200円程度で受けられます。

注意したいのは、以前該当年齢になると届いていた通知は、現在送付されていないということ。年齢と結びつけて意識し、対象年齢になったら早めに受診しましょう。

 

 

乳がんは、セルフチェックができます!月に1度のセルフチェック
を心掛けましょう。鏡の前で腕を動かし、乳房にくぼみやひきつれがないか、分泌液が出ないか確かめる3、4本の指をそろえて、乳房全体から脇の下にかけて「の」の字を書くように触り、しこりがないか確かめる

 

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