「帰りに一番小さいサイズのおむつ買ってきて」「OK!」。二つ返事で妻からの電話を切り、久々におむつ売り場へ。“スーツ姿でおむつを持ち帰るイクメン全開な自分”を想像して売り場に着いてみると、まさかの事態!　「あれ?　10年前に比べて、おむつのラインアップ増えてないか～?」。新生児用、S・M・Lに、テープだのパンツだの…訳が分からなくなり、すぐに妻に電話。「新生児の大きい方でいいよ」。解決!　と思いきや、次はメーカーの違いで悩み…再び電話。「かすみは〇〇がいいみたい」。すでにこだわりが。同じメーカー・サイズでも、感触や金額が違い、「最近の赤ちゃんはたくさんの種類から選べて幸せだ」と思う。

そして、ふと目に留まった離乳食コーナー。すき焼きに肉じゃが、シチューとか、こっちも進化しまくり!　蒸しパンやフルーツジュレまである!　楽し過ぎて、まだ離乳食が始まってもいないのに、喜ぶかすみを想像して買いまくってしまう、危ない空間でした。

原田佳英さん（41）
熊本市内で写真館を経営。長女・かなちゃん（15）、長男・よっくん（12）、次男・はるくん（10）、次女・かすみちゃん（1）と妻（42）の6人家族。