くまにちキャロット×roasso U-6 キッズキャラバン vol.116
「ロアッソ熊本がやってきた!」は、サッカーJリーグで活躍する熊本のチーム「ロアッソ熊本」と「くまにちキャロット」によるコラボ企画です。
今回は、熊本市東区の認定こども園やまなみを訪ね、みんなでサッカーを楽しみました。
「キッズキャラバン」とは…ロアッソ熊本が行う地域づくり活動の一つで、サッカーを通して、運動の楽しさを伝え、人間性・社会性を育てることを目的とした取り組みです。主に年長児・年中児を対象に、ロアッソ熊本のスクールコーチが県内各保育園・幼稚園・認定こども園で指導を行っています。
今回取材したのは‥
幼保連携型認定こども園 やまなみ(熊本市東区)
初試合にドキドキ!! シュートが決まり笑顔に
準備運動代わりの鬼ごっこから全力で取り組んだ年長2クラス。2人組のパス練習では、ボールが相手まで届かず、途中で止まるペアもいましたが、うまくいくまで何度も練習していました。
最後はチームに分かれ、初めての試合に挑んだ子どもたち。攻めるゴールを間違えたり、ボールを場外に蹴ってしまったりと、思うように試合を進められないシーンもありました。
しかし、次第に慣れて、果敢にシュートに挑戦。ゴールが決まった子どもが「入ったよ〜」と、笑顔を見せてくれました。
年長2クラスが参加。転んでも泣かずに頑張りました
幼保連携型認定 こども園 やまなみ 山崎 敬太郎園長
当園では「本物やプロの技に触れてほしい」との思いから、外部講師による指導にも積極的に取り組んでいます。キッズキャラバンもその一環です。試合形式のサッカーに取り組むのは初めての子どもたち。コーチの指導を通して全力で楽しんでいる姿が印象的でした。
[クローズアップ]2人組でパス練習
- 2人組をつくり、各組ボールを1個ずつ用意。
- 3〜5m離れて立ち、1人が手で転がしたボールを、もう1人が足で止める。止めたボールを手で転がして、相手が足で止める。
- 慣れてきたら足を使って転がし、パス練習を行う。
[こんなパターンでも練習!]
- 運動場の各所に、マーカーを2つずつ、間隔を空けて並べる。
- 2人組で、ボールがマーカーとマーカーの間を通るパスを1回行い、パスが成功したら次のマーカーへボールを蹴りながら移動。
- 時間内に何カ所回れるか、競争する。
ロアッソ熊本 スクールコーチ 堀尾 侑世さん
サッカー競技には欠かせない「パス」の練習です。ボールを受け止める技術の習得のほか、どのくらいの力で蹴ると相手の場所に届くか、力加減を学ぶきっかけにも。マーカーを使った練習をすると、ドリブル→パスの流れも身に付いてくると思います。
「キッズキャラバン」に関するお問い合わせは…
アスリートクラブ熊本
※紙面に掲載する園は、キャロット編集室で選定させていただきます