親子で楽しもう! おうち水遊びアイデア

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目次

簡単準備でバージョンアップ!

水遊びにぴったりな季節がやって来ました。海や川もいいですが、「子どもが小さいうちは自宅で水遊びをしたい」というパパママも多いですよね。そこでおうち水遊びがより楽しくなるアイデアや便利なグッズを紹介します。

おうち水遊び
おうち水遊び

家にある物で水遊びの楽しさ広がる!

子どもたちにとって水遊びは貴重な体験です。保育園勤務の経験がある、熊本市こども文化会館の元石葵さんによると、子どもは水遊びをしながら

  1. 水の音を聞く
  2. 光が反射するのを見る
  3. 冷たい感触を味わう

―などさまざまな感覚を得ます。特に乳幼児期は「パパママが笑顔で『水がキラキラしてきれいだね』などと声を掛けるだけでも楽しさを共有できます」と教えてくれました。

遊び方はさまざまです。水鉄砲など定番のグッズだけではなく、年齢に合わせて家にある身近な道具や材料で水遊びのバリエーションを増やすこともできるそうです。今回は元石さんのアドバイスを参考に、キャロットスタッフ親子が手軽に水遊びをバージョンアップできる方法を実践しました。この夏、ぜひ家庭で試してください♪

水遊びの注意点
  1. 子どもの体が冷えすぎないよう、水温は「ぬるめ(26℃くらい)」を目安に。
  2. 水深が浅くても溺れることも!子どもから目を離さないで。
  3. 水に入っているときも意外と汗をかくため、適度に水分補給するなど熱中症対策は必須。

教えてくれたのは

熊本市こども文化会館 元石 葵さん
熊本市こども文化会館 元石 葵さん

パパママと一緒に遊ぶことが、子どもにとって何より楽しい時間になります!

作る過程も楽しい! 廃材deスイスイボート

普段は捨てるトレーやペットボトルなどで作ったボートに、子どもたちが思い思いに絵を描きました。実夕ちゃんはカラフルに彩った自分のボートをプールに浮かべてにっこり。朝陽くんがペットボトルに水を注ぐと、ストローから出る水の勢いでボートが進みました。

行け〜!!

私たちが体験しました!

(左から)樫本実夕(みゆ)ちゃん(3)、伸子さん、龍輝(りゅうき)くん(1)、朝陽(あさひ)くん(6)親子、山口瞬(しゅん)くん(1)、夏実さん、凛(りん)ちゃん(3)親子
(左から)樫本実夕(みゆ)ちゃん(3)、伸子さん、龍輝(りゅうき)くん(1)、朝陽(あさひ)くん(6)親子、
山口瞬(しゅん)くん(1)、夏実さん、凛(りん)ちゃん(3)親子
使う物
  • ペットボトル
  • カッター、はさみ
  • ビニールテープ
  • 曲がるストロー
  • 発泡トレー
  • 接着剤(発泡スチロール用)

作り方

ペットボトルをカッターやはさみで半分に切る。切り口にビニールテープを一周巻く。
ペットボトルをカッターやはさみで半分に切る。切り口にビニールテープを一周巻く。
(1)にストローが通るくらいの穴を開ける。(目打ちなどで小さい穴を開けてからドライバーで穴を大きくすると簡単です)
(1)にストローが通るくらいの穴を開ける。(目打ちなどで小さい穴を開けてからドライバーで穴を大きくすると簡単です)
開けた穴にストローを通す。穴が大きい場合は、ストローの周りにビニールテープを巻いて調整する。
開けた穴にストローを通す。穴が大きい場合は、ストローの周りにビニールテープを巻いて調整する。
イラストのようにトレーにペットボトルとストローを接着剤で固定して完成!
イラストのようにトレーにペットボトルとストローを接着剤で固定して完成!
POINT

シールを貼ったり、油性ペンで絵を描いたりして自由にアレンジしよう!

シールを貼ったり、油性ペンで絵を描いたりして自由にアレンジしよう!

遊び方

ボートを水に浮かべてペットボトルに水を注ぐと、ボートがスイスイ進みます。またストローを曲げる向きによって、「直進」「回転」など進み方が変わるので、試してみてください。

ストローを曲げると回転するよ!
ストローを曲げると回転するよ!

ここが盛り上がった!

  • ボートが真っすぐ進むと思いきや旋回! 直進するにはどうすればいいか、次の学びにつながる機会になりました。 (樫本さん)
  • 「何の絵を描く?」など、作っている時も親子の会話が弾みました。壊れても、材料があればすぐ作れる手軽さが◎。 (山口さん)

小さな科学者気分♪ しゅわしゅわ遊び

掃除などで使う重曹やクエン酸を混ぜた粉で、実験開始! 子どもたちが好きな色で作った色水を、粉が入ったカップに「せーの」で注ぎます。すると「シュワシュワ!」と音を立てながら、たくさんの泡があふれ出しました。夏実さんと凛ちゃんは「ソーダみたい!」と楽しげに会話していました。

しゅわしゅわ遊び
使う物
  • 重曹(粉末)
  • クエン酸(粉末)
  • プラカップ
  • 絵の具
  • トレー
※誤飲が心配な場合は食品用の重曹・クエン酸、絵の具の代わりに食紅を使用して
※誤飲が心配な場合は食品用の重曹・クエン酸、絵の具の代わりに食紅を使用して

遊び方

  • 大きめの器に重曹とクエン酸を約40gずつ入れて混ぜ合わせ、プラカップの底から1/2位まで入れる。(粉が目に入らないように注意してください)
  • 別のカップに水と絵の具(適量)を溶かし、色水を数種類作る。

色水を注ぐと…

シュワシュワ~!
※トレーの上で遊んでください
POINT

スプーンで泡をすくってみるなどして楽しもう

ここが盛り上がった!

  • 泡がみるみるうちにあふれる様子が不思議で、親も真剣に見てしまいました。雨の日の室内遊びにもいいですね。 (樫本さん)
  • 子どもと「次は色水を一気に注いでみよう」「大きなバケツでやったらどうなるかな!?」など、いろんな方法を想像できました。(山口さん)
冷た〜い!※手に傷がある、肌に刺激を感じる場合は直接触れないようにしましょう
※手に傷がある、肌に刺激を感じる場合は直接触れないようにしましょう

こんな遊び方もできる♪

重曹とクエン酸を同量混ぜてトレーに広げた後、スプーンやスポイトで色水を数種類垂らす。泡が出る様子や音を楽しみながら「これは何に見える?」など親子で話し合ってみて。

 重曹とクエン酸を同量混ぜてトレーに広げた後、スプーンやスポイトで色水を数種類垂らす。泡が出る様子や音を楽しみながら「これは何に見える?」など親子で話し合ってみて。
重曹とクエン酸を同量混ぜてトレーに広げた後、スプーンやスポイトで色水を数種類垂らす。泡が出る様子や音を楽しみながら「これは何に見える?」など親子で話し合ってみて。

氷の溶かし方を考えよう! おもちゃレスキューゲーム

おもちゃと水を一緒に凍らせた「おもちゃ氷」を見た朝陽くんは、「中に何か入っているよ!」と興味津々。氷を水の中に入れたり、水鉄砲で水をかけたり、試行錯誤しながら氷を溶かす子どもたちと、「頑張れ~!」と見守るママたち。中から、イルカやクジラの人形が出てくると、みんなで「やったー!」と大喜びでした。

当たれー!
使う物
  • プラカップなど
  • 小さな人形など (凍らせていいもの)

作り方

カップに人形を入れ、水を注ぎ、冷凍庫で凍らせる。人形が浮いてしまう場合は、写真のようにカップの半分まで水を注いで凍らせた後、水を追加して再び凍らせる。
カップに人形を入れ、水を注ぎ、冷凍庫で凍らせる。人形が浮いてしまう場合は、写真のようにカップの半分まで水を注いで凍らせた後、水を追加して再び凍らせる。
完全に凍ったらカップから氷を取り出す
完全に凍ったらカップから氷を取り出す

※取り出しにくいときは、カップの外側に流水をしばらく当てると取れやすくなります

POINT

カップ以外に、豆腐や卵のパック、ビニール手袋などに入れて凍らせても面白いよ

遊び方

おもちゃ氷に水をかけるなどして溶かし、人形を取り出そう!

ここが盛り上がった!

  • なかなか取り出せないなか、「今度はこっちを溶かしてみよう」と親子で協力して取り出せた時の喜びは大きかったです!(樫本さん)
  • 中に入っている物を想像する子どものワクワク感が伝わりました。「おもちゃを早く助けよう!」というゲーム感覚も楽しい! (山口さん)
瞬くんと龍輝くんも、おもちゃ氷にタッチ!
瞬くんと龍輝くんも、おもちゃ氷にタッチ!

あると便利!おうち水遊びグッズ

(1)POP UPプール (直径90cm)2200円

POP UPプール (直径90cm)2200円

空気を入れるのは上部のリング部分だけ。水をためると自立するので準備の時間を短縮できます。使用後は折り畳んで付属の袋に収納でき、持ち運びも楽々♪ (対象年齢3歳以上)

(2)バブルボール(直径最大80cm)550円

バブルボール(直径最大80cm)550円

水を入れると、もっちりとした感触に! 寝転がったり、腹ばいになったりして遊べる「濡れない」水遊びグッズです。空気を入れて室内でも使用OK。(対象年齢3歳以上)

空気を入れても遊べる!
空気を入れても遊べる!

(3)アイスボールメーカー(5.7cm)110円

アイスボールメーカー(5.7cm)110円

直径5.7cmの大きな丸い氷が作れる製氷器。小さな人形などを入れて凍らせれば、氷のバスボールの出来上がり! プール遊びにはもちろん、子どものお風呂のイヤイヤ対策にも◎。(店舗により在庫状況が異なります)

アイスボールメーカー(5.7cm)110円
手持ちの人形を入れて

(1)・(2)

(3)

番外編

「おうち水遊びは満喫できた!」という親子はチェック♪
すぱいすWEB「熊本の水遊びスポット」

熊日が発行する生活情報紙「くまにちすぱいす」のWEBで、キャロットでも活躍する現役ママライターが熊本のおすすめ水遊びスポットを紹介中!

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