もうすぐ梅雨がやってきます。外出できない雨の日は、おうちで楽しく遊びながらできるおやつ作りをしませんか。子どもが大好きな工作遊びの要素を取り入れた、身近な材料でできる簡単おやつレシピを紹介します。
キャロットスタッフ発 プロセスを楽しむ簡単おやつ
出来栄えは気にしない!楽しむことが最優先
梅雨の時季は雨の日が多く、子どもとおうちで遊ぼうとしても、ネタ切れ…。そんな悩める家庭のため、今回は、工作遊びとおやつ作りを一つにした“おうち時間の過ごし方”をキャロットスタッフが提案します。子どもは工作が大好きですが、家でさせると「ごみが出る」「作品の置き場所に困る」などなかなかハードルが高いです。その点、工作要素を入れたおやつ作りは、時間をつぶせるだけでなく、子どもの「おなかすいた」にも対応できます。
関川さん親子は、果物にあめをまとわせたフルーツロリポップ作りに挑戦。景太くん(3)は、ママがクッキングシートにあめを垂らして絵を描いて見せると、「やらせて」と真剣モードになり、研究者のように没頭していました。
豆腐ドーナツ作りに挑んだ山内英ちゃん(3)は、素手で豆腐をつぶした時、豆腐の冷たさにびっくり! 「軟らかいね」と感触を楽しんでいました。
普段おやつを作るときは、「レシピ通りにしなきゃ」「きれいに作らなきゃ」などと考えてしまいがちですが、作るプロセスを子どもと一緒に楽しむことを最優先にしましょう。危ないこと以外は口出しせずに見守って。きっと今まで見たことがなかった子どもの真剣な表情に出合えるはずですよ。
変わる
砂糖があめに変化 フルーツロリポップ
【材料】
イチゴ10個、バナナ2本、白砂糖かグラニュー糖100g、水大さじ2
イチゴは洗ってヘタを取る。バナナは皮ごと2cm幅にカットして皮をむく。竹串に刺してクッキングシートの上に並べる。
楽しみポイント
味見して、イチゴとバナナのそのままの味を確かめよう
鍋に砂糖と水を入れ、混ぜて溶かす(この時点では火は付けない)。火にかけ、グツグツしてきたら目を離さないようにして、ほんのり茶色になったら火を止める。
楽しみポイント
色が変わっていく様子を観察しよう
注意
火にかけてから混ぜると結晶化してザラザラになり失敗の原因に
②をスプーンですくい、①に垂らす。とても熱いので注意しましょう。
余ったあめでお絵かき。クッキングシートの上にあめを垂らし、好きな模様を描いてみよう。
楽しみポイント
あめが固まったら触ったり、折ったり、かんだりしてパリパリの食感を確かめよう
混ぜる
混ぜ混ぜこねこね たこ焼き器で作る豆腐ドーナツ
【材料】
絹ごし豆腐120g、ホットケーキミックス150g、米粉50g、サラダ油適量、チョコペン(お好みで)
ボウルに豆腐を入れ、手でつぶす。ホットケーキミックスと米粉を入れ、まとまるまでこねる。
楽しみポイント
素手でこねこねを思う存分楽しもう!
①をたこ焼き器の穴に入るくらいの大きさに丸める。
楽しみポイント
きれいな球を目指してみよう
たこ焼き器を熱し、サラダ油を底が隠れる程度入れ、②を入れ、揚げ焼きにする。※やけどに気を付ける。
楽しみポイント
たこ焼き屋さんになりきって串でくるくるドーナツを回転させよう!
つぶす
材料は2つだけ バナナオートミールクッキー
【材料】
バナナ1本(熟しているとつぶしやすい)、オートミール40g
つぶしたバナナにオートミールを入れ、混ぜる。バナナとオートミールの分量は2:1の割合が目安。熱したフライパンにサラダ油を薄く引き、スプーンですくった生地(8等分を目安に)を落とし、スプーンの背で押し広げる。ふたをして弱火で15分焼いたら完成。
アイデア 1
全部のおやつを組み立ててタワー作りに挑戦!
紹介した3つのおやつを使ってタワーを作ってみよう!
アイデア 2
ラッピングして父の日のプレゼントに
かわいくラッピングして、父の日のプレゼントにしよう。
6/19(日)
キャロットスタッフ コラム
クッキング大好き! 彩人(あやと)とママの創作おやつ作り
彩人(4)は、クッキングが大好きで、暇になると「おやつ作る!」と言います。何を使うかは私が「牛乳?」「小麦粉?」と尋ねてアシストします。うなずくか首を振るかのジェスチャーのみで寡黙な料理人感が漂います。ボウルでこねこねを楽しんだ後は、フライパンで焼いて、型抜きして食べることが多いです。子ども主体で作る様子を観察していると、意外な表情を発見できておすすめですよ!