「なぜなぜ期」の対応

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こども相談
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今月のテーマ:発達

「なぜなぜ期」の対応

あらゆる事柄に「なんで?」を繰り返す、3〜4歳前後の「なぜなぜ期」。
どう対応すればいいかを聞きました。

「なんで?」は親子の絆の証し

物の名前を尋ねる2歳ごろの「なになに期」を経て、3〜4歳前後の子どもに多く見られる「なぜなぜ期」。意外な質問をされて答えに悩むこともあるかもしれません。

例えば夜道を移動中に「お月さまはなんで追いかけてくるの」と聞かれた場合、科学的な答えをかみ砕いて伝えなくては、と考える人もいるかもしれません。しかし、「◯◯ちゃんのことが好きだからかな?」「どうしてだと思う?」など、どんな答えでも大丈夫です。子どもの問いを大人が受け止め、子どもが納得することが重要。この時、必ずしも科学的に正しい答えでなくても問題ありません。

そもそも、子どもが「この人には聞いてもいい」と安心しているから起こるのが「なぜなぜ期」です。しっかり親子の関係づくりができている証拠と捉えましょう。

もちろん何度も聞かれてイライラすることもあるかもしれません。「今◯◯しているから待ってね」と区切りを付け、自分が余裕のある時間に対応できるといいですね。

なになに期・なぜなぜ期

周囲の物や事柄に対する好奇心から起こります。

なになに期(2歳ごろ)

物の名前を知りたがる時期。「これなあに?」と聞き、言葉を覚えます。

なぜなぜ期(3〜4歳ごろ)

「どうしてそうなるのか」という原因や理由を知りたがる時期です。

子どもへの対応に悩んだり、子育てのイライラが募ったりしたときは1人で抱え込まず、友人や幼稚園・保育園の先生などに気軽に話してみましょう。熊本市では「子育てほっとステーション」でも相談できます。

教えてくれた人

熊本市こども支援課

保健師 児玉 優香さん

子どもの成長の一環として、おおらかな気持ちで受け止めたいですね。

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