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絵本専門店の店主で、子育てにも奮闘中の太一パパが日々感じていることについて書いていきます。

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「好き」と「得意」の違い

「かんかんかん」。踏切の音は、わが子の最近のお気に入りフレーズの一つです。おもちゃの列車とレールを引っ張り出しては、グダッとくつろいでいる私にレールをつなげるようせがみ、電車の図鑑を持ってきては「読んで」とお願いしてきます。「子どもの『好き』が、いつか何かしらの『得意』につながるかも」と、くつろぐ自分に活を入れます。

「好き」と「得意」。似ているようで、実は違うものだと感じています。好きなものが得意なのかと言えばそうではないし、逆もまたしかりです。大きな違いは「好き」は自分で自覚できるものですが、得意なものは案外自分では分からないということ。本人の中で「できて当たり前」なため、得意であることに気付きにくいのです。

新聞記者をしていた私は、子どもの頃から文章を書くのが得意でした。ただそのことに気付けたのは、父と母に「文章を書くのがうまいね」と言われたからです。その一言があったからこそ、得意だったものが好きになっていったと思います。

「人よりほんの少し努力するのがつらくなくて、ほんの少し簡単にできることが得意なことだ」。あるドラマのセリフで、私が好きな言葉です。いつか「それ得意だよね!」と言えるよう、わが子の言動にアンテナを張っています。

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