母子健康手帳の活用法

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こども相談
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今月のテーマ:子育て

母子健康手帳の活用法

母子の健康管理のために市町村が発行する「母子健康手帳」。健診などの記録以外の活用法や書き方のアイデアを聞きました。

みんなの気持ちがギュッと詰まった一冊に

母子健康手帳は、親が記入するだけでなく、産婦人科や小児科、行政などで、妊娠の経過や健診の結果が記録されます。「いろいろな人がわが子の成長を見守った」と感じられる、世界に一つの手帳です。公的な健診が終わった後も、子どもの成長や思い出を書き留めることで、さらに特別な一冊になります。

一般的に、親が記入するのは、月齢や年齢ごとに発達の確認やコメントを記入できる「保護者の記録」というページです。子どもの様子だけでなく、親の悩みや気持ちなどを書いてもOK。文章以外にも、記念に子どもの手形を押す、保育園のお便りに書かれたわが子への誕生日メッセージなどを切り貼りするなど、書き方に決まりはありません。どんな残し方でも、将来子どもに渡したとき、大切なメッセージになるはずです。

手帳の後半部分は、食事や応急処置など、子育てにおける情報がコンパクトにまとまっています。ぜひ役立ててください。

保護者記録ページの書き方アイデア(例)

子どもが塗った絵や子育て中の笑ったエピソードや悩み。それに対する親の気持ちや公園で拾った葉っぱをそえる
※乳幼児検診の記録に支障のない範囲で活用しましょう

教えてくれた人

児玉優香さん

熊本市健康福祉局 子ども未来部子ども政策課 保健師

児玉優香さん

子どもの成長はあっという間です。無理なく、楽しみながら思い出に残る一冊を作れるといいですね

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