子どもの習い事費用はどれくらいかける?

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子どもの習い事はジャンルも多岐にわたり、つい「あれもこれも」と増やしてしまいがち。しかし家計を圧迫することは避けたいものです。予算の目安や費用を抑える工夫を知り、無理なく続けられる習い事の選び方を考えましょう。

目次

はじめに

近年の子どもの習い事事情

子どもの習い事は、従来のスイミングやピアノ、学習塾に加え、プログラミングやダンス教室など時代とともに種類が増え、内容も多様化しています。特に、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたことで、ITスキルを育む習い事への関心が高まっています。

費用面では、専門講師の指導や施設利用により、全体的に高額化する傾向にあります。習い事は、子どもの成長を促す大切な機会ですが、家計とのバランスを考えながら選ぶことが重要です。

<01>実際にかかる費用は?

文部科学省のデータによると、子ども1人の習い事や塾の費用として1年間にかけた総額の平均は、未就学児(公立幼稚園)で約9万円(月額約7500円)、公立小学校で約25万円(月額約2万円)、私立小学校の場合は約66万円(月額約5万5000円)となっています。子どもの年齢や進路によって習い事の費用にも大きく差が出ることが分かります。

『子供の学習費調査』(令和3年度、文部科学省)より 文部科学省のデータによると、子ども1人の習い事や塾の費用として1年間にかけた総額の平均は、未就学児(公立幼稚園)で約9万円(月額約7500円)、公立小学校で約25万円(月額約2万円)、私立小学校の場合は約66万円(月額約5万5000円)となっています

<02>習い事の費用の考え方

子どもの習い事に費用をかけるあまり、家族の食費などを削ってしまうのは本末転倒です。適正な金額を考える上で、一つの目安として世帯の手取り収入の1割程度に抑えるとよいでしょう。家計全体のバランスを見ながら習い事の費用を管理するため、子ども1人当たりではなくきょうだい合わせた予算として設定すると無理がありません。

また、月謝や受講料の他にも、スポーツのユニフォーム代、保険代、遠征費、楽器購入費、会場費などの追加費用がかかることが多く、学年が上がるにつれて月謝が値上がりするケースもあります。どのような費用が発生するのか、事前にチームや教室、先輩ママパパに確認しておきましょう。

初めは体験レッスンやお試しで費用を抑えつつ、子どもが興味を持ったもの、続けられそうなものを本格的に始めてみるのがお勧めです。

晴美先生のMEMO

わが家でも、長男はソフトボールや野球、スイミング、塾などを続け、長女はダンスや吹奏楽、塾に通いました。きょうだいで異なる習い事をすることもあります。

費用を抑えるには、地域のクラブチームなど月謝の負担が少ないところを選ぶのもポイントです。自治体によるアスリート・アーティスト育成事業もあり、本格的に取り組みたい場合は公的な補助金や支援制度を調べてみるのもお勧めです。

子どもの可能性は無限大。家族でよく話し合い、無理なく楽しく続けられるようにしましょう!

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