子どもに寄り添い、支援を届ける

  • URLをコピーしました!
はあとちゃんが行く! SDGs調査では「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組む団体や企業、個人を紹介していきます。

「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組む団体や個人を紹介します。今回は、熊本市西区春日にある地域食堂「ぽぴカフェ」(NPO法人ポピンズくまもと)を取材しました。

目次

子どもに寄り添い、支援を届ける

「ぽぴカフェ」は、地域の人々が気軽に集い、孤独や貧困などの課題を抱える親子ともつながれる場として、2021年に開設されました

「ぽぴカフェ」は、地域の人々が気軽に集い、孤独や貧困などの課題を抱える親子ともつながれる場として、2021年に開設されました。県内の子どもの発達や不登校などに関する相談・支援事業を行うNPO法人「ポピンズくまもと」が母体となり、理事の森髙麻里さんが自宅の庭の一角を週に数日開放。食事・弁当の提供や学習支援のほか、子どもが調理などを体験できる機会もあり、小学生を中心とした地域交流の場になっています。

子どもたちの様子に目を配り、必要に応じて物資の配達や発達支援も行う森髙さん。一人一人に寄り添い活動しています。

お問い合わせ

ポピンズくまもと


SDGsの取り組み

調理などの体験活動

調理などの体験活動

「子どもの生きる力を育もう」と調理体験や心理学ワークショップなどを実施。同法人の社会福祉士や外部講師の音楽療法士らが、子どもたちをサポートします。

支援物資の配達

支援物資の配達

年に数回、ひとり親世帯や生活困窮家庭に日用品や文房具などの支援物資を配達。その際、親子から困り事などを聞き、必要な支援につなげているそうです。

子どもたちがぽぴカフェでバンド演奏や絵画の個展を開くことも。みんなが垣根なく集える場所になっています。


わたしたちのアクション

SDGsを達成するための身近なアクションを提案します。

絵本でSDGsに親しもう!

SDGsは年齢や性別、障害、人種、経済状態などにかかわらず、全ての人が取り残されない社会を目指すものです。自分とは違う境遇で生きている人のことを知ることはSDGsを理解する第一歩。多様性などをテーマにした絵本を読むことで、子どもにも伝えやすくなります。

おすすめ絵本

『おばあちゃんとバスにのって』(鈴木出版)

おばあちゃんとバスにのって
マット・デ・ラ・ペーニャ 作/クリスチャン・ロビンソン 絵/石津ちひろ 訳

雨の日曜日、ジェイはおばあちゃんとバスで「ボランティア食堂」へ向かいます。車内やボランティア食堂で、さまざまな人との触れ合いを楽しむ2人。多様な人々が身近で暮らしていることに気付かせてくれます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次