「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組む団体や個人を紹介します。今回は、「地域コミュニティ食堂 母さんの台所」の活動をのぞいてきました!
みんなが孤立しない社会のために
代表の竹下紀子さんは、自身の育児中に孤独を抱え、地域で子育てに関わることの大切さを感じました。その経験から、2014年に熊本市南区鳶町の自宅で地域食堂をスタート。20年には、同市西区松尾の空き家で「母さんの台所」を始めました。
月に数回、親子の遊び場として開放し、ランチを提供(大人300円、子ども100円)する他、ワークショップも開催しています。活動日の夕方は総菜の提供もあり、親子だけでなく地域の高齢者も利用。多世代の居場所になっています。
竹下さんは「みんなが孤立しない暮らしの実現のため、これからも活動を継続させたい」と話してくれました。
お問い合わせ
地域コミュニティ食堂 母さんの台所
住所 | 熊本市西区松尾1-9-22 |
お問い合わせ | 竹下さん |
SDGsの取り組み
ロス食材を活用
地元農家の規格外野菜を使用。また、企業からの協力を得て、広告写真用に使われた食材の提供を受けるなどして、食品ロスを減らしています。
ひとり親へ総菜提供
距離や時間の関係で「母さんの台所」に来られないひとり親家庭へ、総菜を直接届ける支援もしています。「ひとり親とその家族を孤立させない」という思いで続けています。
総菜の配布には、安否確認の意味も込められているそうです。
わたしたちのアクション
SDGsを達成するための身近なアクションを提案します。
チャリティー展示会で活動を応援しよう!
「母さんの台所」が共催する「現代国際巨匠絵画展」が開かれ、洋画や日本画、書などの作品、約100点が展示されます。「母さんの台所」の活動紹介ブースも設けられ、活動のための寄付金を募ります。
日時 | 6/14(金)~16(日) 10時〜18時 |
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場所 | フードパル熊本多目的ホール(熊本市北区貢町581-2) |
料金 | 入場無料 |