「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組む団体や個人を紹介します。今回は、荒尾市を中心としたまちづくりを行っている「一般社団法人のあそび labo」を取材しました。
「のあそび」を通じて地域活性化
「のあそびlabo」は、登山愛好家らが「アウトドアの経験を生かして社会貢献したい」と2020年に設立した団体です。荒尾市の古ビルを再生したホテルを拠点に、マルシェやハイキングツアーなどを企画・運営。子どもたちが火起こしや木登りを体験できるマルシェや、アウトドアの技術を減災に生かすイベントを荒尾駅周辺で開催しています。
これらの活動は地域のにぎわいを創出。SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」にもつながっています。「今後も子どもの生きる力を育み、地域を盛り上げたい」と代表の中村光成さんは語ってくれました。
お問い合わせ
のあそび labo
SDGsの取り組み
子ども向け防災講習
自然災害発生後72時間以内に起こすべき行動を子どもが自ら考え、自主的に学べる防災講習を昨年から実施。災害に強い持続可能なまちづくりを目指しています。
マルシェで地域づくり
SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」を意識し、多世代が楽しめるマルシェを2021年から6回開催。地域の人々が楽しく交流できる場をつくっています。
自然に触れて自然を楽しみ、自然に感謝できるきっかけづくりを大切にしているそうです。
わたしたちのアクション
SDGsを達成するための身近なアクションを提案します。
自然の中でいろいろな体験を楽しもう!
川遊びやキャンプ、ハイキングなど、自然の中で思いっきり遊ぶことは、子どもの心と体の健やかな成長に欠かせません。楽しいアウトドア体験を通して自然を好きになり、環境を大切に思う気持ちが芽生えることでおのずとSDGsの発想が身に付きます。