子どもの金銭教育

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子どもがお正月にもらったお年玉、せっかくならお金の価値などを伝えるために活用しませんか。今回は、幼児~小学校低学年の子どもに、お金のことをどう伝えればよいかを考えます。

目次

<01>お金の役割を気付かせる

大人にとっては当たり前に知っているお金の役割。キャッシュレス化が進み、子どもがお金を見たり、使ったりする機会が減っています。普段の買い物で子どもがお金の役割に気付くきっかけをつくりましょう。

まずは、絵本やおもちゃ、お菓子を買う時、外食する時、乗り物に乗る時など、大人が「お金を払っている」姿を見せるようにします。普段はキャッシュレスでお買い物をしている人も、この時はあえて現金払いで、お金を扱う様子を子どもに見てもらうようにしてください。

<02>お金の価値を伝える

次に「いくらで何が買えるのか」というお金の価値を伝えます。子どもに実際に買い物をしてもらうのがお勧めです。金額は「200円」。お菓子やノートなどが1個手に入り、お釣りがくる金額なので、硬貨が数種類あることにも気付くことができます。

また、買い物をした後に親子で振り返ることも大切です。200円で買えた物とお釣りを一緒に確認しましょう。いつも何げなく食べているお菓子がいくらなのか、ジュースが何円するのか、同じ物でもスーパーで買うのと自動販売機で買うのでは値段が異なるなど、買い物体験を積むことで、子どものお金に対する価値観を養うことができるのです。

<03>お金は「ありがとう」の印

お金はパパやママが人に求められる仕事をして、その対価としてもらっています。つまり、お金は「ありがとう」の印です。そのように受け取ったお金で、私たちは欲しい物やサービスを提供してもらい、提供してくれた人に対して「ありがとう」の印としてお金を払います。お金は「ありがとう」の循環です。

それを忘れないようにするために、子どもが買い物でお金を払う時には「ありがとうございました」と感謝の言葉を言うように伝えるとよいですね。私たち大人も日頃から感謝の言葉を忘れないようにしましょう。

<04>欲しい物を手に入れるには

「お金は限られたもの」であることを伝えましょう。欲しい物やサービスを手に入れるには、お金を貯(た)めなければいけません。お年玉やお小遣いから少しでも「貯める」という経験をさせてみましょう。そして、何カ月か貯めて大きな金額になった時に欲しい物を買うという経験ができると「貯めて使う」ことができるようになります。

目標 1,000円 おもちゃまであと700円

麗子先生のアドバイス

キャッシュレスの時代ですが、できるだけ子どもには現金で買う機会をつくり「限られたお金を計画的に使う」力を身に付けるサポートをするのが親の役割です。月に1度でもよいので、現金支払いができるお店で買い物を経験することを続けていきましょう。


CFP(R)ファイナンシャルプランナー 吉田 麗子さん

CFP(R)ファイナンシャルプランナー 吉田 麗子さん

結婚を機に退職後、家計がピンチになり、お金の勉強をスタート。ファイナンシャルプランナー(CFP®)を取得し、2006年起業。自身の“お金オンチ”な経験を生かした分かりやすいアドバイスに定評がある。小学生と中学生の三姉妹の母。福岡県在住。

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