「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組む団体や個人を紹介します。今回は、地域食堂を通して社会貢献活動を行う「熊本バスケットボール株式会社」を取材しました。
地域の居場所づくりに貢献
プロバスケットチーム「熊本ヴォルターズ」の運営会社『熊本バスケットボール株式会社』は、2021年から地域食堂「ヴォルターズキッチン」を上益城郡益城町で開いています。
モットーは「共生食堂」。人と人とのつながりが希薄になっていることや、孤食が増えているなどの地域課題の解消を目指しています。現在は月に1回程度開催。毎回、子どもから高齢者まで幅広い年代の約50人が参加し、地域の人々の居場所づくりにつながっているようです。地域食堂の会場や食品を提供する協力企業も多く、その輪は広がっています。
SDGsの取り組み
ひとり親家庭を支援
年に2回、熊本県ひとり親家庭福祉協議会の会員を対象に、子ども食堂を実施しています。当日はヴォルターズ選手も登場するなど、親子が楽しめる場を創出しています。
規格外野菜を活用
地元農家の協力を得て、市場に出回る前に廃棄されてしまう規格外野菜を提供してもらい、食堂の料理に使用。食品ロスの削減に貢献しています。
ひとり親家庭を対象とした子ども食堂は毎回約100人が利用しているそうです。
お問い合わせ
熊本バスケットボール株式会社
- 【地域食堂会場】
-
上益城郡益城町宮園804-1(株式会社丸菱ホールディングス敷地内)
わたしたちのアクション
SDGsを達成するための身近なアクションを提案します。
ひとり親支援につながる寄付をしよう!
「ヴォルターズキッチン」の会場では、「みらいチケット」(200円)の販売を行っています。1枚購入すると、ひとり親家庭を対象とした子ども食堂の子ども1人分の食事代が無料になります。チケット購入者は、子どもたちへのメッセージを書くこともできます。あなたもぜひこの取り組みに参加してみませんか。